ケアマネージャーになろう! > ケアマネージャーの役割

ケアマネージャーの役割

人権と主体性の尊重

ケアマネージャーに求められる資質として、まず人権尊重と主体性の尊重があげられます。人権尊重とは、家庭内または、社会などのさまざまな環境の中で、要介護者の人権を守り、尊重することをいいます。要介護者は、高齢者がほとんどであり、遠慮深く、自分の権利を主張することは、あまりありません。ですから、ケアマネージャーが代わりにその人権を守り、尊重することは、非常に重要な役割なのです。

また、要介護者を援助していく過程において、本人やその家族の主体性を尊重し、正しい自己決定ができるようにサポートし、できる限りの情報を提供する必要があります。ケアマネージャーは、要介護者とその家族の最も身近な代弁者として、常に配慮していかなければなりません。

中立性と公平性

ケアマネージャーには、中立性と公平性の両方が求められます。要介護者やその家族、どのような人にも公平に接することができなければなりません。そして公平な介護サービスがうけられるように配慮しなければなりません。

また、要介護者をめぐる関係者の間で常に中間性を保ち、サービスを提供する事業者との間で中立的な立場での調整を行うことが要求されます。どの要介護者にも平等に接し、サービスを受けられる人と受けられない人の差があるなどの、偏りがないようにすることが大切です。

また、単独の居宅介護支援事業所のサービスを提供する場合でも、ケアマネージャーは、自分の所属している事業所のサービスに偏ったりしないように、気をつけなければなりません。

架け橋として

ケアマネージャーは、要介護者とその家族が適切な介護サービスを受けて、安心した生活が送れるようにするため、要介護者とサービス提供事業者との間をつなぐ架け橋のようなものだといえます。要介護者に対しては、サービス事業者のサービス内容を正確にわかりやすく情報を伝える必要があります。場合によっては、要介護者とサービス事業者の間で、要介護者の希望を代わりに伝えることもあります。要介護者の希望するサービス内容や効果、かかる費用などは事前に伝えなければなりません。どのようなサービスを受けるかを、最終的に決めるのは、要介護者自身なので、それをはっきりと伝えたうえで、適切なサービスがうけられるように、要介護者とサービス提供業者との架け橋としての大切な役割を担っています。